「研究と子ども,あなたの場合どうしています?」というテーマでアンケートを作成しました。子どものいらっしゃる方、どうか以下のアンケ−トにお答え下さい。WPJ会員でない方も歓迎です。

該当の欄に記入し、最後に「アンケ−トの提出」ボタンを押して下さい。

ブラウザの種類によっては作働しない場合もあります。また、Netscapeの場合でも「メ−ルの設定」を行う必要があります。設定方法は「ニュ−スレタ−4号」に書かれていますので、お持ちの方は参考にして下さい。尚、電子メールで下記アンケートにご回答下さっても結構です。
アンケート提出先:〒 wpj@med.kanazawa-u.ac.jp (WPJホームページ係)


*** 第2回 アンケ−ト (1999年5月 開始) ***

テーマ:「研究と子ども,あなたの場合どうしています?」

  1. あなたの性別をお答えください。
    女性 男性
  2. あなたは生理学会会員ですか。
    会員です 会員ではない(会員でない方は下の欄に専門分野をお書きください)
  3. 子供は何人いますか。
    いない 1人 2人 3人 4人以上
  4. 子供の年齢をお答えください。(複数回答可)
    0〜5才(幼児) 6〜12才(小学生) 13〜18才(中・高校生) 19才以上(大人)
  5. 小さな子供のいる(いた)人にお尋ねします。
    • 仕事のある日,子どもの世話は主に誰がしています(いました)か。(複数回答可)
      両親 保育所 ベビーシッター その他(下の欄に記載して下さい)
    • 学会の時,子どもの世話は主に誰がしています(いました)か。(複数回答可)
      両親 学会に連れて行く 保育所 ベビーシッター
      その他(下の欄に記載して下さい)
    • 学会会場内に保育施設が必要だと思いますか。
      思う 思わない わからない
  6. 研究と家庭・子どもとのつき合い方,あなたの工夫を聞かせて下さい。
  7. その他、ご意見やご希望などを自由にお書きください。



アンケートの回答欄

アンケートにご協力ありがとうございました。回答を受け取り次第、以下の欄に加えさせて頂きます。

設問(1)〜(4), (5)-3
受信日 性別 生理学会会員 子供の数 子供の年齢 学会会場内の
保育施設の必要性
1 99.5.29 会員 小学生
19才以上
わからない
2 99.6.1 会員 1 19才以上  
3 99.6.10 会員 2 幼児
小学生
必要
4 99.6.26 会員 0   必要
5 99.7.19 非会員(細胞生物学) 1 幼児 必要
6 00.7.22 非会員 0    
7 00.9.29 非会員 2 幼児
小学生
必要
8 01.3.5 非会員(神経発生学) 1 小学生 必要
9 01.8.6 非会員(薬理学) 2 大人 必要
             

設問(5)-1
仕事のある日、子供の世話は主に誰がしていますか。
1 保育所。就学前は生後2ヶ月から保育所です。
2 夫の両親。
3 保育所。
4  
5 保育所。
6  
7 保育所。地域のファミリーサポート。
8 保育所。
9 ベビーシッター。保育所。幼稚園。隣りの大工さん夫婦。お手伝いさん。遠くの実家の両親など。
   

設問(5)-2
学会の時、子供の世話は主に誰がしていますか。
1 夫。保育所。
2 夫。夫の両親。
3 親。保育所。
4  
5 親。保育所。学会に連れて行く。
6  
7 夫。親。学会に連れて行く。
8 学会に連れて行って、当地のベビーシッターにホテルまで来てもらっていた。
9 ベビーシッター。夫。隣りの大工さん夫婦。お手伝いさん。遠くの実家の両親など。学会につれていく(小学生から)。
   

設問(6) <
研究と家庭・子供とのつきあい方、あなたの工夫を聞かせて下さい。
1 子供が小さいときには,ほんとに大変です。大きくなるとその苦労を忘れてしまいますが。私自身は次男が6年生なのですっかり楽になりました。しかし,今でも学会はあるわけで,とにかく夫と分担しています。小さい頃は,朝は夫が面倒を見,私は子供の顔も見ずに家をでました。夕方は6時に私が子供を迎え,夫は夜遅くまで仕事をしました。協力してやって行くしかないと思っています。
2 私の場合は夫の両親と同居しており、子供はじいちゃんばあちゃんに育てられたようなものです。
3 工夫がうまくできなくてすったもんだのくりかえし。精神を病み、薬と休養でしのいだ後は、何かは諦めなければならないと観念しました。自己嫌悪の固まりのようになっていましたが、諦めれば何とかなると、このところ少し明るくなりました。
4  
5 研究者として正しい選択かどうかはわかりませんが、子供との時間をとるため、割り切って土曜日の保育はよほどの事情でないかぎり、頼まないようにしています。保育園・祖父母に助けてもらっているため、子供も物怖じせず人なつこい性格に育っているように思います。
6  
7 よほど切羽詰まった時以外はなるべく家に仕事をもちこまないようにする。(帰ってから子供が寝るまではこどもとゆったりすごしてあげる。やるとしたらその後。)仕事等がいそがしい時に普段のようなつきあいかたができない時にはその理由をはなし納得してもらう。子供と話をする時にはちゃんと話をきいてあげる。(そういう態度で接していると、お互いのことをを尊重しあえる関係になれると思います。)
8 夫も両親も近くにいないので、考えられる方法をすべていろいろと試してきました。子供がたくましく育ってくれて感謝しています。小学校高学年になってからは、学校を休んで出張についてきてくれなくなり、気楽な反面、少し寂しい気もしています。もう一人ぐらい子供は欲しいのですが、自分の体力に限界を感じています。
9 1. 自分の仕事場近くに居住する。
2. 住居と仕事場の近くに子供の世話をしてくれる人をさがす。私の場合は隣りの大工さん夫婦、のちにお手伝いさん。
3. 洗濯、掃除、簡単なかいものなど主婦でなくても、できることをお手伝いさんにまかせてその時間を家族との休息に使う。
仕事を続ける場合、本人の心の安定が大切であると思う。この時期は私は夫と8年別居していたので、家事の中で他人に任せられる部分はすべてお願いした。残った時間は夫と子供たちと過ごすように心がけた。
 また近所隣りの人たちにお世話になることが多いので、感謝をこめてお付き合いすることが大切と思う。
   

設問(7)
その他、ご意見やご希望などを自由にお書き下さい。
1 次男が1歳の頃,長男は両親に預け,次男と3人で札幌の学会に参加したことがあります。交代で子供の面倒を見たわけですが,何ともせわしなかったことを覚えています。学会くらい子供から離れたいというのが本音ですが,そうも言ってられない人もいるわけで,保育施設を必要とする人もいるだろうとは思います。
2 学会に保育所が併設されるのがあたりまえになるといいですね。
3 WPJの会員の方々には何度も励ましていただきました。本当にありがたく思っています。
4 「生理学女性研究者の会」「日本女性科学者の会」のご発展と、「生理学女性研究者」「日本女性科学者」のご活躍をお祈りしています。
5 夫婦共に同分野の研究者なので、学会参加が悩みの種です。アメリカの学会には子連れで参加しました。会場が広いのでベビーカーでポスターを見ることができ、シンポジウムは交代で聞きました。日本の会場は一般に狭く、喫煙モラルにも問題があることが多いので、特に赤ちゃんを連れて入れる場所が限られてしまい、学会保育室の必要性を痛切に感じます。また個人的には、乳児期を過ぎれば子供なりの生活を尊重したいと考えますので、親の都合で学会会場を引きずり回すのも可能ですが、できれば信頼の置ける託児施設で保母さんや同年代の子供たちと過ごせる環境があってほしいと考えます。
6  
7  
8 研究者という仕事がら、転勤が多かったのですが、そのたびに保育園を探すのが大変でした。空いている保育園の近くに新居を構えるようにしていたのですが、入園予約ができないので、引っ越してきたら急に空きが無くなってしまって途方にくれたことがありました。あと名古屋の学童保育は完備されていなくて、非常に苦労しました。
9 保育所や幼稚園はあまり期待できない。私の場合1970年代が子育ての時期に当たっていたので共働きの場合は収入の面から保育所にはいれないとか、私立保育所でも18時までとか制限があって利用しにくかった。仕事が定時に終わるとは限らなかったので二次保育をお願いした。子供が発熱したときには保育所へはいけないの二次保育をお願いした隣りの大工さん夫婦にみて頂いた。
 学会会場内の保育施設は会ったほうがよいと思うが、子供にとっていつもとは違う場所で親から離されて、知らない人々と一緒というのは子供によってはストレスになると思う。開設する場合は預けられる子供にあったきめの細かい対応が必要であると思う。そうでなければ預けるほうも不安でポスターをみてはいられない。