◆「NEWSLETTER第8号」1999年1月発行◆
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◆目次◆
<お知らせ>
<情報>
「特集」
- ”ポスドクってどんな生活?”
- 近年増加しているポスドクといわれる任期付き・流動的研究ポストのメリット・デメリットを、未来工学研究所の実施した”流動的研究環境に関する調査”の集計結果を参考にしながら、4人のポスドク経験者におこなったインタビューに基づいて洗い出してみた。女性ゆえに生じうる問題点も浮かびあがってきた。(K.M.)
「私の研究遍歴」
- 痛みへの挑戦 (半場道子 東京医科歯科大学歯学部非常勤)
- 非常に不遇な状況におかれながらも、痛みへの挑戦(Melzack & Wall 著)という本に触発されて下行性鎮痛や三叉神経の痛覚受容についての研究をつづけて科研費を獲得し、さらに摘出脳幹標本を開発してLTPのシナプス機構の解明に乗り出されるという過程を述べられている。その中に、会を創設された半場先生からの熱いメッセージが読み取れる。(K.M.)
「隣の芝生」(機関紙ピックアップ)”京都婦研連だより”から
「会員便り1」
- アメリカ子連れ留学体験記(その2) (真壁恭子 和歌山県立医科大学)前号(No7)の続き
- 米国では国籍や女性であることを意識しないで、研究することができた。これは「働く母親の職場を観る日」などを設けたように、女性研究者自身が、自分の地位や改善のために行動し、社会の意識改革を試みている事にもよると思われる。米国の研究者も家族を維持する大変さはあるけれども、日本では一方的に女性研究者が負担を担っているのではないか。この状況を変えるためにも子連れ留学をする人がもっと増えることを願っている。(T.A.)
「会員便り2」
- もうだめかもしれない (青木貴子 岐阜市立女子短期大学)
- 2歳と5歳の子どもをかかえ、雑用や授業に追われて研究が出来ない。ただ、毎日がバタバタと過ぎていくだけのような気がすると、悲痛な声。(青木さんの気持ちはみんなの気持ち。突破口見つけて、いっしょに頑張ろうよ)(T. A.)
「会員便り3」
- 長崎生理学会時の保育施設探しを経験して (藤山理恵 長崎大学)
- 近い将来、学会併設の保育ルームが出来て、子どもを持つ親でも安心して学会に参加できる様になることを目指して、長崎で臨時に子どもを預かってくれる保育所探し(1ぺージ保育所情報参照)をした時の経験談。(T.A.)
<新コラム>
- 「事務局リレー日誌」 事務局の活動をお知らせします